【どこでも誰とでも働ける―12の会社で学んだ“これから”の仕事と転職のルール 】の感想 尾原和啓さんの新書

日々のあれこれ

尾原和啓さんの著書、【どこでも誰とでも働ける――12の会社で学んだ“これから”の仕事と転職のルール】 を読みました。

4月19日深夜0時からダウンロード開始なので、たぶん最速レビューに近いのではないかと勝手に盛り上がっています。

(このブログの初投稿が19日の深夜3時頃でした。)

ご本人からTwitter上で最速認定らしきものをいただきました。これは嬉しいです。しかし反応がはやい!!笑

こうやってTwitter等のSNSを通じて本の著者とすぐやり取りができるというのも、まさに本書で語られるインターネット化によるものと思います。

 

尾原さんの本は、『ITビジネスの原理』『ザ・プラットフォーム』『モチベーション革命』を読みました。

『モチベーション革命』のレビューは以下でも書きました。若者と大人の世代間での考えの違いを整理して理解できた点、チーム作りで大切な点がわかった点が特に良かったです。

また本に出てくる自己分析ツールである、ストレングスファインダーも試したところ自分のことがよくわかり非常に良かったです。

モチベーション革命を読んで強み診断したらモチベがあがった

一方で前者2つの『ITビジネスの原理』『ザ・プラットフォーム』は、これからの時代に生き残れるビジネスの作り方、ネットワークエフェクトとか、すっごく真面目な難しい話です。笑

尾原さんのことをキャンプファイヤーでも支援させて頂いていて、ITビジネスの原理の講義にも参加しているのですが、すごく面白いです!

面白さと同じくらい難しさがあってうまく表現できないのですが、なんでメルカリがFRILやラクマに勝てたのかといった具体的な例を出しながら分析していく感じです。

スライドシェアに有志の方の講義メモも上がっていますので、ご興味が有る方は閲覧して、そしてキャンプファイヤーで支援しましょう。

 

・スライドシェアの講義メモ

https://www.slideshare.net/secret/jnby0zQbxsSWXO

・キャンプファイヤー

https://camp-fire.jp/projects/view/67985

 

※念の為、上記は僕個人の勝手なお勧めであり、利益に関与する要素は一切ありません。ご本人や関係者の方から何かしらのご指摘があれば記事自体を修正致します。

 

それでは本題、【どこでも誰とでも働ける――12の会社で学んだ“これから”の仕事と転職のルール 】の感想です。

この本はタイトルの通り、尾原さんがこれまで働いてきたことで得られた、自身のノウハウや知見を我々に凝縮してギブしてくれている本です。

具体的なグーグルやマッキンゼー等の超一流と言われる企業で行われている取り組みやルールの例もでてきます。

変化していくこれからの時代に楽しく生きていく為の考え方やテクニックをまとめてくれているので、とても感心することも多くヒントを得られました。

 

この本をお勧めしたい人
  • 転職するかどうか悩んでいる若い人
  • 本当に働き方を改革したい人
  • 場所にとらわれずに気の合う人と働きたい人
  • 自分の現状に漠然とした不安感がある人
  • グーグル、マッキンゼー、リクルートが取り組む有効なテクニックを凝縮して知りたい人

 

本書の簡単な要約を記載します。まず世の中には大きく3つの変化が起きていることが記述されます。

そしてその3つの変化に対応していく為の考え方やノウハウが各章で展開されていきます。

各章で尾原さんの体験を通じた具体的な様々なノウハウがでてくるのですが、その中身は個人的に心にとまったポイントとなるキーワードだけを箇条書きしました。

世の中に大きな変化が起きている

まずは大きな変化が3つ起きているという点です。

変化1:社会やビジネスのインターネット化

世界がインターネット化することによる影響は無数にありますが、個人の働き方は多くの人や企業と対等(フラット)の関係でつながり(リンク)、知識や成果を分け合う(シェア)形に進むことになるでしょう。

出典:どこでも誰とでも働ける――12の会社で学んだ“これから”の仕事と転職のルール より引用。

世界がものすごいスピードで「インターネット化」している。これまでリアルで行われていたことがインターネット上で実現されるようになり、情報を自分自身や社内に留めておくことに価値は無い。むしろ人にギブしていくことでこそ得られるものがたくさんあるといった内容が展開されます。

僕らの日常でもSkypeなどを使って遠隔地と打ち合わせをしたり、台風の日に満員電車に乗らなくても在宅勤務制度が取り入れはじめている等の変化が少しずつ起きていますよね。

重要なのは社会の風調して働き方改革を意識しているというわけではなく、本当に仕事観や働き方をアップデートしたい人にメッセージが向けられていることと感じました。

趣味や子育て等、理由はなんでも良いと思いますが、やりたいことの為に改革したいヒントがこの本にはつまっています。

どうも満員電車で疲弊してとか書くとどうしても、高知にいらっしゃる東京で疲弊している方へ様々な提言をされている方が浮かんでしまうところもありますが、、、笑

場所も相手も選ばない時代への対応方法のルールを知ることが重要です。

変化2:これから仕事で活躍できるのは、プロフェッショナルだけ

プロフェッショナルの語源は、自分が何者であるか、何ができて何ができないかを、自分の責任で「プロフェス(公言)」することです。

出典:どこでも誰とでも働ける――12の会社で学んだ“これから”の仕事と転職のルール より引用。

自分が何者であるか、何ができるてできないかをプロフェスし成果を出していくことで誰とでも働けるようになっていくといった内容が展開されます。

ブログやSNSをやるのが広まってきている今の時代ってまさにそういう方向が強まってきているんじゃないかと実感しています。

お互いのブログを読んでいたりtwitterを見ていれば、はじめましてのときには既にお互いのバックグラウンドやできることを知っている、とか。

僕も最近友人と会って話をすると「こないだツイートしてたあれさー」といった話が増えてくるようになってきました。

仕事もフェイス・トゥ・フェイスのコミュニケーションを取らなくてもSkype会議を通じて頼めますし、クラウドソーシングのようにそれを募る仕組みもでてきていますよね。

インターネット化とも密接しますが、ウェブ上に自分の名刺を作っていくことが重要と再認識しました。

変化3:会社と個人の関係が根底から変わる

働く人の多くがプロフェッショナルになれば、必然的に会社と個人の関係は変化します。いままでの正社員を前提とした終身雇用的な関係から、フラットにつながりながら、利益をシェアする関係が主流になるでしょう。

出典:どこでも誰とでも働ける――12の会社で学んだ“これから”の仕事と転職のルール より引用。

会社と個人が利益をシェアする関係をインターネットやAIの技術革新が後押しをしていく。人生観への考え方が変化していく。

特に日本ではまだまだ実感していない方も多いが、インターネットで距離の壁は壊され、AIで言語の壁も壊されるといった内容が展開されます。

たしかに、これまでの価値観である終身雇用、年功序列、月曜から金曜の9時〜5時で勤務するといった考えは段々と変わってきていますし、人の寿命ものびていっていますから、60まで働いてその後は余生を楽しむという考えでは生きがいも得にくくなってくるのではと思います。

また著書にも会社と個人の関係においても、転職や移動を繰り返したり、副業やボランティアを通じて新たな知識や経験を取り入れた方がひいてはお互いの為になっていくといった内容がありました。

ずっと学び、ずっと働きながら自分もつねに変化する為のヒントが書かれています。

 

是非とも皆さんにも本を読んで欲しいので以降には各章で僕が印象に残ったワードだけ、メモとして書かせてもらいました。

もちろんどんどんギブし続けていくことが重要とは思いますがので、発売してもう少し時間が経ったら追記したいとは思います。

 

第一章:尾原さんの経験したどこでも誰とででも働ける仕事術

Google、マッキンゼー、リクルート、楽天を含む12社を渡り歩いてきた尾原さんの仕事術がまとめられています。

色々と紹介されるのですが、中でも僕がいいなと思ったのは以下のワードです。

スキルをギブし続けてわらしべ長者に。信頼を貯金しろ。グーグルアラート、グーグルトレンド、グーグルスカラーを活用しろ。Kindleのポピュラーハイライトを活用して本を読め。失敗を前提としたDCPAでとにかく実行。男子に希少価値があるサルサダンスで妻と出会える。リクルートの青いチカラと赤いチカラ。マッキンゼーで教わったプロフェッショナルの条件。相場観を持った上でバリューを出せ。相手の期待をコントロールしろ。グーグルのハイパー性善説。iモードやゼクシィのような純粋想起はジャンルの言葉を上回るブランド力を持つ。会議を活性化させる3つの方法。どんな職場でも喜ばれる議事録のとりかた。

第二章:人生100年時代の転職哲学

20年勉強して、40年働いた後は、20年余生を楽しむようなこれまでの生活からは変わる。人生が100年ある時代の転職哲学がまとめられています。

僕が良いなと思ったのは以下のワードです。

会社は辞めずに毎年転職活動する。スキルを細分化して自分がヒーローになれる場所を見つける。目的ではなく手段としての転職という視点を持つ。業界と職種を交互にスライドさせる転職をする。始まりの場所の見つけ方。ライスワークとライフワークのポートフォリオ・マネジメント。仕事で英語を使いたいなら市場で英語を学べ。

第三章:AI時代に適用する働き方のヒント

そう遠くない未来にAIがたいていの仕事をやってくれるようになる。そのような未来を予測しつつ働き方のヒントがまとめられています。

僕が良いなと思ったのは以下のワードです。

楽天の店長が提供するウィンドウショッピングに自分の好きを貫くヒントがある。自分の好きの市場価値が問われる。残りの0.5%が結果をもたらす三木谷曲線。本質に立ち返って考える力、ストリート・スマートでスキマを突く。プロフェッショナルとして経験を重ねると、スキルからエクスパティーズ(業界の専門知識)とネットワークに仕事の比重が移っていく。自分を確立するために検索ワードを持って生きる。自己紹介をし続けてアイコンを持つことで人間関係を強固にできる。誰とでも仲良くなれる3つの方法。手持ちの資産の回転速度をあげればどこでも豊かに生きていけるパチンコ経済化。

 

いかがでしょうか?

必ずみなさんにも気になったワードがあったと思います。是非本をチェックしてみて下さいね!

 

最後に、尾原さんが終わりに記載されていた、フラットさについての大好きな言葉にとても共感しましたので、引用して記載させて頂きます。

 

最後 に、 フラット さとは 何 か?   自分 らし さとは 何 か?   について、 ぼく の 大好き な 言葉 を ここ に 置い て おき ます。 「謙虚 とは、 自賛 の 反対 で ある とともに、 卑下 の 反対 でも ある。 謙虚 とは 自己 を 他 と 比較 せ ぬ という こと に 存する。 自己 は 一個 の 実在 で ある が ゆえに 泰然自若 として、 他 の 何物 ないしは 何者 よりも、 優れ ても おら ず、 劣っ ても おら ず、 大きく も なく、 小さく もない ので ある」 第 2 代 国連事務総長   ダグ・ハマーショルド

出典:どこでも誰とでも働ける――12の会社で学んだ“これから”の仕事と転職のルール より引用。

 

時代に大きな変化がおきている今だからこそ、働き方をかえていく考えを持つことが重要だとあらためて感じます。

その第一歩がこの本にはつまっていると思いますので是非チェックしてみて下さい。