皆さん大変ご無沙汰しております!
8月4日、5日でついに中小企業診断士の1次試験が終了しましたね。
このブログの目的はもともと、
中小企業診断士の資格を取って独立を目指そう!!
ついでに勉強方法や有益な情報をまとめよう!!
というところでしたので、試験の日程が近づくにつれて、
1次試験に落ちたらどうしよう・・・
ブログで落ちたって書くの嫌だから閉鎖しようかな・・・
そんな気持ちでいっぱいになっておりました。
あまりのプレッシャーで1ヶ月もブログ更新せずに放置してしまっておりました。
・当初の計画
試験に受かって独立、試験ノウハウをお届けしながら楽しい診断士ライフをお伝えする。
・試験に落ちた場合
ブログ閉鎖? 雑記ブログとして継続? 来年も資格取得を目指す?
などなど考え出してしまい、
試験に落ちたら「酔いどれオヤジの酒場放浪記にでもブログタイトルを変えようかと思っていました。
果たしてブログタイトルは変更になるのか!?
それでは1時試験結果(現時点の自己採点)速報、いってみましょう!!
今回の内容はこれから中小企業診断士試験への受験を考えている方の参考にもなると思います!
目次
1次試験の結果(自己採点)
・経済学・経済政策:64
・企業経営理論:57
・運営管理:76
・経営法務:48
—
■合計:245点
4科目の合計で240点必要なところ、、
245点!!
ギリギリですが受かってました!!
(マークミスとか、転記ミスがあったら終わりですが・・・もはや祈るしか無い。)
科目合格制度を利用して、残りの3科目は昨年合格しておりますので、
これで無事に1次試験突破となりました。
—科目合格している科目—
・財務会計
・経営情報システム
・中小企業経営・政策
—科目合格している科目—
中小企業診断士の1次試験は、全体の合計点が6割以上且つ4割以下の科目無しで合格です。
また単体で60点を超えた科目は科目合格として翌年から3年間は免除することができます。
(免除した場合は60点として扱われます。)
このあたりは以前にもまとめましたのでこれから受験される方は、以下を参考にしてください。
1次試験の感想・難易度
いやーとにかく、まずは第一関門を突破できてよかったです。
途中ストレスフルになりすぎて吹き出物が増えたりしていましたので、
まずは少し安心しました。
僕は4科目しか受けていませんが、今年の各科目の難易度は以下と感じました。
より詳しい情報はTACや大原などの資格予備校からあらためて出ると思います。
・経済学:例年よりやや易化
・企業経営:例年通り
・運営管理:例年よりやや易化
・経営法務:例年より難化(そもそも例年難しい)
易化や難化というのは、「科目合格者数のパーセンテージ」
つまり、6割到達者がどの程度いるかの推移をベースに書いています。
ちなみに、今回僕が未受験の科目については、
Twitterなどで皆さんの声を見ていると以下の感じでしょうか。
・財務会計:難化
・経営情報システム:例年通り
・中小企業経営・政策:例年通り
今年の財務会計は本支店会計が出たようですね。
会計ソフト利用が前提のこの時代に必要なのか謎なところですが、
苦手なので心から科目合格制度を利用してよかったなと思いました。笑
(春頃まで財務を受験しようと考えていたので歓喜^^)
使用したテキスト
僕はTACの通学生なので基本はTACのテキストを利用して、
加えて先人たちがオススメするテキストを幾つか利用しました。
■基本セット(全科目共通で利用)
・基本テキスト(TAC)
・スピード問題集(TAC)
・過去問題集(TAC)
■補足テキスト(強化科目で利用)
・過去問完全マスター(経済学、企業経営理論、運営管理)
・石川経済学マクロ(経済学)
・石川経済学ミクロ(経済学)
・知的財産管理技能士検定3級テキスト(経営法務)
・民法がわかった(経営法務)
■オススメテキスト
試験勉強は時間効率が全てです。
「やった方が良いテキスト」はいくらでもありますが、時間は限られていますよね。
7科目を効率的に対策するためにはある程度、取捨選択をする必要があるのも事実です。
そこでオススメの1冊ですが、
・過去問完全マスター(同友館)
同友館から出ているコレです。
科目別、論点別に問題がまとめられた過去問題集です。
このテキストは論点別に問題と解説が1問ずつまとめられているところが最高に良いです。
通常通り過去問を解いていると、29年度分、28年度分などのかたまりで学習する為、
頻出論点が出たときもその都度復習することになります。
また頻出ではない高難易度の論点も混じっているので年度ごとで復習しているとまとまった時間も必要になってしまいます。
例えば経済学を例にあげて説明しますが、
IS-LM分析、スルツキー分解、マンデルフレミングモデル、GDPなどは頻出論点でほぼ毎年のように、出題されます。
そのため、年度ごとに解いて体得するよりも続けてパターンの異なる問題を解いた方が効率的です。
しかも完全過去問マスターであれば、一単元ずつや一問ずつ取り組むこともできます。
僕は、経済学、企業経営理論、運営管理の3科目について、
直前にこの過去問完全マスターを使って仕上げました。
中でも、経済学と運営管理はかなり本試験でも効果を出せたと感じています。
企業経営理論は、、どうしても最後まで日本語の言い回しが苦手でした。笑
経営法務については、過去問を単元別に解いてもほぼ役に立たないと判断しました。
オススメではないテキスト
使用したけれど正直効果をあまり感じなかったテキストも紹介しておきます。
あくまでもテキストが悪いというわけではなく、診断士の1次試験突破を目標としたときに
時間効率がイマイチかな〜と感じたテキストです。
「民法がわかった」「知的財産管理技能検定3級」の2冊。
僕は去年の経営法務で科目合格を狙って56点でしたので、
今年は絶対高得点が欲しいと思い対策を色々と考えました。
最近の経営法務は、会社法に加えて、知的財産、民法の領域からの出題が増えてきている傾向があります。
そこで通常のテキストに加えて、この2冊を読みましたが、正直得点には結び付けられなかったかなと思いました。
今年も保証と相殺が出題されたので、ちゃんと抑えられていれば効果あると思うのですが、
少し勉強すれば抑えられるような難易度ではなく、なかなか突っ込んだ知識が問われるんですよね…
受験される方の科目数や目標にもよるので、一概に効果が薄いとは言いにくいのですが、
時間対効果を考えると、ここの4点にこだわるよりかは経済学や財務会計を底上げした方がよっぽど効率が良いと思います。
1次試験の関連資格
来年の1次試験まではあと1年間あります。
どうせ勉強するのであれば関連資格も取ってしまおうというのもアリかと思います。
そこでオススメなので応用情報技術者処理試験です。
自分がIT系出身だからオススメするというのもありますが、なんとこの試験取得すれば、
中小企業診断士の経営情報システムをパス(科目合格)できます。
最短で今年の10月21日に試験があり、その申込みが「8月13日(月)20時まで」となっています。
合格発表日の関係で来年の経営情報システムを免除するには、8月13日までに申込む必要があります。
詳細はIPAのサイトを確認してみてください。
ITの知識を底上げできる試験でもありますので、診断士試験を受けるかどうか悩んでいる方は
前哨戦として受けるのを検討されてみてもいいかもしれません。
関連資格について
経営情報システム以外で科目を免除できそうなお手頃な試験はあるのか!?
賢い読者の方はそう思われたかもしれませんが結論は、ありません!笑
問題の難関科目である経営法務は弁護士、司法試験を突破していれば免除できます・・・笑
しかし、役に立つ関連資格は幾つかありますので紹介します。
診断士の試験を受けるかどうか悩んでいる方は受けてみても良いかもしれませんよ!
・経済学:経済学検定試験
・財務会計:簿記、ビジネス会計検定試験
・企業経理:経営学検定
・運営管理:販売士検定試験
・経営法務:ビジネス法務、知的財産管理技能士
・経営情報:情報処理技術者試験、ITパスポート
・中小企業経営政策:特に無し
来年の1次試験に向けて勉強される方は、自分が苦手と思った科目は通常のテキストにプラスアルファで、資格試験の勉強をオンしても良いかもしれませんね。
2次試験に向けて
意外にも1次試験が受かっていそうな為、数日浮かれポンチになりすぎて、
酒におぼれていたら吹き出物と体重増加がやばいことになっています。
今日から2次試験に向けてネジを巻いていきたいと思います。
良さそうな対策なんかはまた紹介していきますね!
試験の為に協力してくれたような、頻繁に飲み会に誘ってくれたような気もする、
家族や飲み友達や彼女やその他もろもろの人に心から感謝してあらためて2次試験にのぞみたいと思います!!
来週中くらいはちょいちょい息抜きながら勉強するから誘ってね!!笑
ちなみにブログへのアクセスが何故か増えています
何故かわかりませんが、ここ数週間で倍くらいにアクセスが増えています。
特に中小企業経営政策の対策についてのこの記事など。
みなさん、来年に向けて資格情報を検索している感じですかね〜
少しでも有益な情報をお届けできればと思っていますので、これからもよろしくお願いします。
では、皆様に感謝しつつ今日は兄貴と焼き肉を食ってきます。
1次試験突破の祝でたぶん兄貴のおごりでしょう。笑 ありがとうお兄様!!
8月15日追記
別記事で2次試験対策のことを書きましたので参考になればと思います。