資格勉強に集中して独立を目指すために、会社を辞めることにしました。
退職にあたって辞める前にしておいたことが良いことを調べまくりましたのでまとめておきます。
これから退職を考えられている方の参考になれば幸いです。
目次
家族の理解を得よう
会社を辞めることを検討されている方へ、家族や知人への相談はしましたか?
「家族に相談したら心配をかけそうだし、転職先が決まってから言えばいいや」と考えていませんか?
是非、悩んでいる今の状況を相談されることをおすすめします。
僕の知人に家族に内緒で転職活動を一生懸命やり、厳しい選考を勝ち抜いてやっとの思いで内定を得て、いざ奥さんに会社をやめることを話したところ、猛反対にあって結局離婚することになった方がいます。
知人は自分のやりたいことをやれるけれども年収が下がってしまう、転勤もあり得るという就職先の条件だったようです。このような例もあるのです。
「家族は反対なんてしないはず」そんな風に思い込まずに正直に相談しましょう。
実際に、会社を退職して独立、転職するまでには様々な手続きが必要になります。保険関連の申請書類の作成ひとつとっても作成の為に協力してもらったり、相談にのってもらえると大変助かります。
自分はなぜこの会社を辞めたいのか、辞めたあとは独立するのか、どのような会社に転職したいのかをしっかりと打ち明け、理解を得ましょう。
同時に、毎月の家賃、光熱費、子供の学費なども把握して、退職後どのように払っていくかということを説明し、納得してもらうことが大切です。
僕の場合は奥さんはいないので、実家の親と兄弟、以前働いていた職場の先輩に相談しました。
当初はやめて大丈夫なのという心配の声もありましたが、「もしものときは実家に戻ってきなさい、少しくらいならお金も貸すから」と言ってもらえて頑張ろうという気持ちが増しました。
職場の先輩には「独立の計画が失敗したときに格好わるいからいいにくいな」と僕も思っていましたが、
「独立できなかったら就職先を紹介してやる」と言ってもらえてすごく嬉しかったです。
退職することをいいにくい気持ちもありましたが、伝えることで得られるものもあり、言ってよかったなと思えました。
病院に行っておこう
退職する前に病院へ行っておきましょう。
退職すると社会保険を国民保険に切り替える必要があります。この手続の間、保険証を一時的に持てなくなる時期が発生することがあります。
保険証無しで医療費を全額自己負担して通院すると大変な金額になってしまいます。保険証ができてから負担した金額を返金してもらうことも可能ですが、既に通院する予定がある場合は、退職する前に行っておいた方が良いでしょう。
僕は花粉症と鼻炎持ちのため、春は定期的に耳鼻科へ通院しています。
在職中に通院して先生に出せる限り長期間の薬を出しておいてもらう予定です。
あと歯医者に行って虫歯のチェックもしておこうと思います。
なお、社会保険を健康保険に切り替える方法、そのときの注意点は以下の記事にまとめています。
どちらが安いのか、具体的な手続きなどをかなり調べたところ結論は、健康保険を任意継続することが良さそうです。
この、任意継続の手続きは資格喪失日から20日以内におこなわいといけないので要注意です。
健康保険任意継続についてはまた別の記事にまとめたいと思います。
クレジットカードを作っておこう
退職する前にクレジットカードを作っておきましょう、
無職になると信用情報が低下してしまい、クレジットカードを作りにくくなります。
また転職活動中など、全く収入が無い期間が発生してしまう場合もありますので、支払いを先に延ばしておけるクレジットカードは非常に重要です。
必要に応じて在籍しているうちに幾つか数枚程度作成しておくと良いでしょう。
なおクレジットカードを1ヶ月に何枚も取得しようとすると信用調査上でストップがかかる場合がありますので、3枚以内にはしておいた方が良いです。
このストップを一度くらってしまうと、6ヶ月程度新たにカードを作れなくなってしまいます。
僕も在職中に2枚ほどカードを作っておきました。
既にマイルが貯まる系は持っていたので、コンビニで買い物するときにポイントを貯めたいなーと思い、
ファミリマートとセブンイレブンのポイントが貯まるカードにしておきました。
ローンの申込みをしておこう
ローンの申し込みもクレジットカードと同様ですね。
車や家の購入など、僕みたいに無職になる方はそもそもそんな大きな買い物はできませんが、転職をされる予定でその間に購入をしたいという方は在職中に買っておいた方が良いかと思います。
またお子さんがいる場合は、学資ローンの検討もしておいたほうが良いですね。
会社員という信用があるうちに申し込めば、融資が受けやすくなります。
住む場所を確保しておこう
会社を法人契約で借りている方、社宅に住んでいる方は注意です。
退職により住む場所をどうするかしっかりと考えておきましょう。無職になってからでは賃貸の審査に落ちてしまう可能性もありますので、在職中に引っ越すなりの対策をとっておく必要があります。
僕は法人契約で借りていたマンションを個人契約に切り替えました。
そのときの手続きとちょっとした得するかもしれないポイントは別の記事にまとめています。
同じような境遇の方の参考になれば幸いです。
必要な費用を計算して活動計画をたてておこう
生活していく為に月々いくら必要なのか、しっかりと計算しておきましょう。
光熱費、通信費、食費など、引き落としになっていると正確な金額を把握できていないケースもあります。
僕の場合、少なくとも数ヶ月は失業保険をもらいながら考えたりしようかなと思っていたので、
失業保険がいくらくらいもらえそうか、どのくらいの期間もらえそうかなども細かに調べました。
月々のインとアウトを正確におさえておきましょう。
失業保険のもらい方などについてはまた別の記事にまとめたいと思います。
転職はエージェントを使おう
転職に悩んでいる方、ぜひ在職中に一度転職エージェントに相談されることをおすすめします。
もしあまり転職をする気がなかったとしても、「自分の客観的な立ち位置がわかる」というメリットがあります。
話をしてみると意外にも多くの求人があったり、現職で過小評価されているということもありえます。
また業界や職種によっての動向、例えば30過ぎてからの転職は厳しい、転職に対して悪いイメージは無いなどの情報を得ることも可能です。
僕の友人もブラック企業で上司に打ちのめされて「自分は市場価値が無い」とか「この会社で駄目なら他に行っても失敗する」という上司の言葉を信じてしまっていたのですが、転職エージェントに相談したら数多くの求人があって自信を取り戻していました。
独立を視野に入れている方も一度相談してみることで、エージェントの意見を聞いて自分のことを客観的に見ることができますし、
もし失敗しても就職先はあるかなという自信につながることもあるかと思います。
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以上、退職する前に考えておいたほうが良いことをまとめてみました。
万全に準備して新しいフィールドへ挑んでいきましょう!